団員ブログ by 攻城団 攻城団団員による団員のためのブログ

「雉岡城発掘現場見学会」に行ってきました

こちらもご覧ください!(広告掲載のご案内

2月14日(土) 埼玉県本庄市にある、県指定史跡「雉岡城跡」で行われた雉岡城発掘現場見学会・ミニツアーに参加したのでレポートします。

JR八高線児玉駅から歩いて15分ほどで雉岡城に到着、オオオ!! 大好物の土塁だ!
見学会は午前11時と午後2時からの2回、15分前から受付なので余裕を持って30分前に着いたのに……。

なんか大勢並んでいる……。悪い予感が的中! 100人以上並んでいて20人限定のミニツアーには参加できず取りあえず見学会コースに参加して、ミニツアーは午後の回に挑戦する事に😢

配布資料の縄張図

現代地図の上に重ねてくれているので、その規模の大きさと大部分が学校やグラウンドに改変されてしまっているのが判ります。
今回の見学場所は右端のTr-5大手門推定地になります。

土塁に沿って大手門跡地に向かいます、雉岡城は公園化されていますが土塁や堀がとても良い状態で残っています。
登り切った左側が大手門推定地です。

お約束の案内板

発掘現場(大手門跡)

発掘現場の大手門跡地に到着、当然通常は関係者以外立入り禁止です。

ゲートを開け発掘調査現場へ、そして見学説明会がはじまりました。
説明してくれたのは本庄市教育委員会の若い女性学芸員の方で、ほぼ一人で雉岡城の発掘調査に携わっているそうです。
思わず頑張ってくださいと言ってしまいました。

右側に並んでいるのが掘り出された石垣石、左側にはグリ石がまとめて積んでありました。

袖石垣

裏側に大量のグリ石が詰まっているので石垣です。

門柱礎石

中央に並んでいる平たい石が門柱礎石で40cm四方位あるので、それなりに大きい門であったと推定されます。
石敷きであった事もわかります。

雨水溝

石敷きの右側の石列が雨水を流す為の溝です、写真上側から手前に向かって勾配が付いています。

そして右側に折れその先にある大堀切に雨水を落としていたと思われます。
雨水溝を作る必要があるほど大きな屋根を持った門であったのでしょう。

その他の発掘物

大量の炭化した木片と釘などが発掘されたそうです、大手門は燃やされたのでしょうか?
さらに土で埋められ土塁の一部の様になっていました。それができるのは三河吉田城に転封となった松平家清(まつだいら いえきよ)ですが、廃城でそこまでするのしょうか?
そのあたりの経緯は文献がなく全く不明だそうです。

まとめ

公園となっていた雉岡城址が初めて発掘調査され、大手門跡と石垣が数百年の眠りから覚めて我々にその姿を見せてくれました。
今回の発掘調査は終了したので、来月には埋め戻されてしまうそうです。
今後は資料写真でしか見る事しかできない物を、この目でみることができてとても幸せです。

   
この記事を書いた団員
過去記事からランダムで表示する
フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

トップへ
戻る