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思い立ったが吉日! こんにちは、toproadです。
2025年1月19日、小牧山城にて城たび〈三英傑ゆかりの城! 小牧山城ガイドツアー〉を開催しましたので、レポートします。
開催まで
開催した経緯
小牧市在住の僕にとって地元になる小牧山城をガイドさんの案内でより深く知りたい、三英傑ゆかりの小牧山城をもっと知ってもらいたいという思いで開催しました。
また、小牧山城の主郭(山頂部)も整備されているとのことで、以前とどのように違うかも確認したかったということもあります。
下の写真は僕が前回攻城した、5年半前の主郭の様子です。
城がたり〈よくわかる小牧山城〉
今回の事前のイベントとして、小牧市の小牧山課の学芸員、鈴木さんに小牧の城下町、小牧山城の歴史、発掘調査の成果などを話していただきました。
下見
今回は地元開催ということで、2024年12月21日に今回、幹事の協力をしていただいた団員のたもさんとガイドの川﨑さんで下見をしました。
当日の様子
ガイドツアー
れきしるこまきに9時30分までに集合、そこからガイドツアーのスタートです。
今回もこうの団長、地元の団員の方をはじめ、いろいろな地域から参加していただきました。
ありがとうございます。
みなさんから改めて団員名とあいさつをしていただいて、ガイド開始。
ガイドは小牧市観光協会より川﨑さん、城がたりにも参加していただきました。
黄色の服が川﨑さんです。
まずは城がたりでも話のあった、れきしるこまき周辺の曲輪から見学。
続いて南東の虎口へ。
徳川家康がここから出陣していったとの説があります。
土塁より低くなっています。
続いて、土塁上を歩きながら信長の屋敷があったといわれる曲輪へ。
上から曲輪を見下ろします。
このあたりは昔は中学校があったとのこと。
曲輪の端にはちょっとした空堀があります。
土塁の端まで歩いていきます。
下から見上げるとなかなかの高さがあります。
井戸の跡。5mくらいの深さがあったようです。
土塁展示施設。
北東の公園入口にあります。
一部が削れているのはプールの給水管が通っていたからとのこと。
中学校には50mプールがあったようです。
土塁展示施設の外側の様子。
土塁の高さがわかりやすいです。
北の搦手側へ。
ガイドの川﨑さんは城域にあった小牧中学校に通っていて、車も搦手側の道を通っていたとのこと。
北側は昔は湿地帯だったので、守りとしては薄めです。
今も「間々原新田」といった地名があります。
そこから城域の西側へ向かいます。
東側は公園化されているので人が多いですが、西側を見る人はあまりいません。
寺院の跡といわれているところ。
林に切れ目があったら中が気になりますよね。
織田信長時代と徳川家康時代の土塁がわかるエリアへ進みます。
大手側へ戻って、徳川源明さんのお墓へ。
小牧に代官所を建てた、尾張藩中興の祖といわれる方です。
徳川源明さんのお墓の向かい側に復元土塁があります。
見た目にもわかりやすい規模感。
大手道を上がっていきます。
登り切る前の左手に石切場があります。
城がたりであった通り、チャートの石がむき出しになっています。
矢穴はないとのことですが、チャートなら矢穴なしでも切り出せそうです。
平坦な曲輪になっていて、端に土塁もあります。
右手の木が生えているあたりが高くなっています。
主郭下の発掘調査現場。
常にどこかで発掘調査をしています。
現在の主郭周辺。
石垣が復元されて、すっかり5年半前とは様変わりしています。
主郭下の石垣。
チャートの岩盤の上に復元されています。
復元の石垣でも違いがあって、親方が積んだ石垣がこちら。
弟子が積んだ石垣がこちら。
石を平行に積んでいる印象です。
一段上がって、西側の石垣。
アーチ状になっています。
黒い石が信長時代からのものとのこと。
石垣好きな川﨑さんの説明にも力が入っていました。
天守への階段の脇にある花崗岩の石。
矢穴があります。
割れた上側の石。
上部に丸に十時の刻印があります。
川﨑さんのガイドは主郭まででした。
ありがとうございました。
その後は各自で小牧山歴史館を見学。
同じく小牧市観光協会のガイドの鵜飼さんがみえたのでお話を聞かせていただきました。
懇親会
懇親会もツアーに参加していただいたみなさん全員に参加していただきました。
搦手側にある三八屋さんで昼ご飯です。
僕は三八屋特製味噌煮込みうどんを食べました。
エビ天1本と餅が2つ入っていました。
みなさん、味噌煮込みやきしめん、味噌カツの名古屋名物を堪能されたと思います。
まとめ
今回も参加者のみなさん、小牧山課の鈴木さん、ガイドの川﨑さん、鵜飼さんと人に恵まれて楽しい城がたり、城たびになったと思います。
小牧山城を訪れる際は、事前に小牧市観光協会にガイドを依頼してみてください。
川﨑さん、鵜飼さん、そのほかのみなさん、やはりガイドしていただくと普段とは違う気づきも多いです。
1団体で1,000円です。
そして、自分の行きたいところがある、地元の城をもっと知りたい、推しの城を紹介したい、と思っているのであれば、ぜひ、城たびの幹事にもトライしてみてください。
「お願いします」とか、「どうですか?」では実現しないかもしれない城たびも、自分が幹事をやると実現できます。
不安に思うことがあるかもしれませんが、こうの団長、幹事経験者のみなさん、そして僕もルームを通じてサポートします。
団員のみなさんが幹事をされる城たびに、ワクワクしながら参加することを楽しみにしています。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。今回は以上です。