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岡山県攻城記録(2)備中高松城、鬼ノ城

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思い立ったら吉日!こんにちは、toproadです。

10月13日は7時30分に津山を出て、まずは備中高松城へ向かいます。

9時30分頃に備中高松城に着きました。

備中高松城案内板

予定変更と桃太郎伝説

今回は歴史師匠との2人旅、前日までの予定では岡山城に行くつもりだったのですが、備中高松城でトートバッグにたくさん付いている缶バッジを見て話しかけてくれたガイドの方の情報によって鬼ノ城に予定変更しました。

備中高松城から近いけれど山城だから今回はパスと思っていたのですが、登りは50m、ぐるっと回って1時間とのことなので鬼ノ城へ向かうことにしました。

さらに歴史師匠との話で吉備津神社が桃太郎伝説に関わりがある、さらにさらに楯築遺跡(たてつきいせき)が大和朝廷関係とは違う古墳の形をしていて、磯田先生の家の裏山で歴史を学び始めるルーツになったところだという話になって、盾築遺跡にも行くことになりました。

鬼ノ城案内板

備中高松城

城の評価とか感想、写真はみなさんの情報がたくさんあるのでそちらを参考にしてもらえればと思いますが、自分なりに撮った写真や感想も少々。

入口近くで早速、ボランティアガイドの方に声をかけていただきました。

中国大返し以降は宇喜多家がこの地方を支配していたが、家臣が2つに割れて宇喜多秀家以降は花房家が台頭したとのことです。家臣が割れた原因はキリスト教のようです。

現地の方と話をして、そこでしか分からない情報を聞けるのが城攻めの醍醐味のひとつですね。

ほんとはもっと話したかったけど、次以降の予定もあるのでそこそこで話を切り上げました。

備中高松城は沼地にあった城で主郭の区画でも周りとの高さの差は4mほどであったとのこと。

攻城時間としては1時間、駐車場の前に清水宗治の自刃の地、妙玄寺があり、そこも見学しました。

妙玄寺の案内板

少し離れた場所にある高松城水攻め史跡公園にも行って、秀吉の築かせた堤防の高さも見てきました。

高松城水攻め史跡公園

鬼ノ城

予定を変更して鬼ノ城へ向かいます。

時間としては11時になっていたのですが、昼ごはんは鬼ノ城の後でよいのでは?ということになりました。

城の評価とか感想、写真はみなさんの情報がたくさんあるのでそちらを参考にしてもらえればと思いますが、自分なりに撮った写真や感想も少々。

やはり山を登る道路はみなさん書かれている通り狭かった。

山登りのうちの2.5kmはすれ違いが難しく、ところどころにある待避所をうまく利用しないと通れないです。

すれ違う車は行きも帰りも10台ほどでした。

ライトな層なら復元された西門や角楼を見て引き返して30分くらいの見学時間かと思われますが、屏風折れの石垣は一番遠いところにあります。

山城によくある、主郭に切岸、空堀や堀切といった造りではなかったので、この時期はまだ外周の防御が中心だったのかなと思いました。

よく見かける山城の起こりはやっぱり楠木正成の頃ということになるのでしょうか。

西門

結局、西門から外周を歩いて屏風折れの石垣へ、そこから北門方面へ行き、礎石建物跡から湿地を通って角楼へ出て駐車場へ戻ると3時間かかりました。14時30分になっていたので昼ごはんはコンビニで済ませました。攻城あるあるですね。

屏風折れの石垣

吉備津神社

鬼ノ城が朝鮮から来た「温羅(うら)」の拠点なら、吉備津神社は吉備津彦命(きびつひこのみこと)ゆかりの場所です。

吉備津神社境内図

「吉備津造」の社殿、398mもある長い廻廊に特徴があります。

吉備津神社社殿

楯築遺跡

歴史師匠と意見を合わせて、楯築遺跡を見学しました。

吉備津彦命が楯にするために立てた石が今でも立っています。

楯築遺跡

まとめ

土日で津山城、備中高松城、鬼ノ城を攻め、そして吉備津神社と楯築遺跡を見てきました。

津山の牛肉料理はうまかったし、自分独り旅では行かなかったであろう吉備津神社と楯築遺跡で桃太郎伝説に触れたこともよかった。

帰りも6時間かかりましたが、有意義な時間を過ごせました。

備中松山城と岡山城も次の機会に訪れる予定にしています。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。今回は以上です。

   
この記事を書いた団員

toproadさん

愛知県小牧市在住の団員です。 鳳来町(今は新城市)の長篠城近くの生まれ、名古屋市育ち。 話す言葉は名古屋弁です。

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