団員ブログ by 攻城団 団員による団員のためのブログ

黒田涼さんとめぐる江戸城ガイドツアー

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こんにちは、ばやしです。

今回初めて城たびに参加させていただきました。黒田先生の説明を受けながらまわると今まで知らなかった江戸城について色々知ることができ大変満足のいく城たびになりました。私なりに楽しかった城たびをブログでまとめてみました。

城たび開始

大手門の見えるパレスビルの前に人だかりが見え、攻城団の皆さんが集合していました。
私は現地まで近いにもかかわらず余裕をもって行ったのですが、9時20分頃集合場所に着くとほとんどの皆さんが集合されており少し遅かった自分が恥ずかしかったです。
幹事の狸親父さんに出席を伝え、まーちゃんさんに江戸城のカードをいただきました。黒田先生も来られてガイドレシーバーを貸していただきいよいよ出発です。ルートは事前に黒田先生配布の資料のとおりです。

大手門での荷物検査は少し時間がかかりましたが、全員集合して団長の注意事項を聞きいよいよ大手三の門の中に入ります。
上の写真は皆さん団長を撮影しているのではなく、三の門の石垣について説明されている黒田先生と紅葉の撮影だと思います。

ここで黒田先生より枡形石垣の説明と同心番所の説明がありました。私はそちらに耳を傾けながらふとこの方向を撮影していました。団長と榎本先生も話を聞かれています。

石垣については黒田先生には色々説明いただきました。白い石が花崗岩で西国大名が持ってきたもの、黒い石は近い伊豆半島からもってきたもの、あと「布積み」と「乱積み」がそれぞれの場所によって見られ、特に大手門より大名があがってくるこの周辺にはより大きな石が多く幕府に対抗心を起こさせない圧迫感があることなど石垣好きな私には興味深いことばかりでした。

いよいよみんなで百人番所のある中之門跡に向かいます。イチョウがすごく綺麗です。

黒田先生の熱の入った説明が続きます。中之門はその堂々とした石垣が見る人を圧倒します。

近年修復のため発掘・積み直しがされその一部がおいてあるのを黒田先生の説明を聞いて初めて知りました。石が相当でかい。

石垣の化粧と呼ばれる仕上げについて黒田先生の説明はわかりやすかったです。

黒田先生の説明の足が速く、皆さんなんとかついていきます。

ここで黒田先生にこの石の敷き詰めた場所が江戸時代からのものと説明をうけ初めて知った団員の方も多かったようです。

大番所の説明です。ここは三つ目の番所のためかなり身分の高い武士が守っていたとのことです。

黒田先生の説明ではこの石垣は火災で燃えたとのこと。これは実際説明を聞いて見ると火の勢いが石を変形させたことがすごく実感できます。

ようやく本丸の中心に着きました。黒田先生の鞄と影だけが映っています。変な写真ですみません。

そこから富士見櫓方面に向かいますが、途中で現在の宮内庁方面に以前は入口があったと黒田先生の説明を受け皆さんすごく興味深々でした。

富士見櫓を見て松の廊下を越えてそのまま富士見多聞に向かいます。
江戸城で唯一入れる建物ということで皆さんもかなり興味深く見てました。

午砲台は明治に入ってからの報時のための空砲とのことで、以前だったら立ち止まることはない場所でした。

寛永天守の模型を皆で見ます。黒田先生はこの中では説明できないとのことで外で待っておられます。
家光は父親が建てた天守が嫌で立て直したと先生の説明を聞いてなるほどと思いました。

その後、展望台に上り本丸と二の丸の間の白鳥濠と近代のビル群を見ます。
私は2回江戸城に来ていましたが、この場所は今回初めて知りました。

その後大奥のあった井戸で黒田先生の説明を受け、天守台の前で先にカメラ位置を探していた団長のもとに皆が集合して記念撮影です。団長に向かうみんなのショットがいい感じです。

記念撮影後いよいよ天守台に登ります。
家光が建てた天守は明暦の大火で焼けて天守台を加賀前田藩が建てた立派な天守台の上にその後天守が建つことはなかったと説明を受けました。ただ地震があった時は何もないより建物があったほうが石垣が崩れにくいという黒田先生の説明は納得でした。

皆さんも大きな天守台から降りて黒田先生を追いかけます。

北桔橋門を見て梅林坂を下りていきます。
先生の説明ではこの辺りから家康時代の石垣が見られます。本丸拡張の話で家康時代とその後の石垣の違いの説明を聞きました。

立派な石垣を抜けて二の丸庭園に向かいます。途中で女性に「これ江戸城の公式ガイドツアー?」と聞かれましたが「攻城団という城好きのツアーです」と答えておきました。

都道府県の木があったなんて今まで素通りしていたのが恥ずかしいです。

看板を見てて皆さんにかなり置いていかれましたがこの石垣の大きさが江戸城なのだと感激しています。

平川門に到着。皆さん熱心に先生の説明を聞いておられます。

平川門を出たところで黒田先生に欄干の擬宝珠(ギボウシ)の話を聞きました。
作った時代と作者の名前がきざんであるとはこれも初耳です。近くにおられたみっちゃんさんに擬宝珠の字を教えてもらいました。

その後懇親会まで時間があったため黒田先生に竹橋跡と一ツ橋跡をまわって説明していただきました。
ここも説明を受けないと素通りしていた場所で興味深かったです。

まとめ

今回初めての城たびでしたが、黒田先生の説明がわかりやすく、広い江戸城でしたが知らなかったことが多くすごく勉強になりました。過去2回来て何を見ていたのだろうと思います。
天下普請で建てられたこのお城は江戸時代最高の城であったと改めて認識した次第です。

今回のこのツアーがすごく有意義な時間であったことが少しでも伝わればと思い、今回記載させていただきました。長く読んでいただきありがとうございます。

以上です。

   
この記事を書いた団員

ばやしさん

関東に単身赴任で8カ月経ちました。石垣好きですが、関東の城を見て土の城に魅せられています。城に夢中になりすぎてお昼ご飯を忘れることがしばしばあります。

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