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どうも、はつみんです。ご無沙汰しております。
アドベントカレンダー企画、遅ればせながら参戦します。
今年のテーマ「今年初訪問したお城」ということで、こうの団長が書いてくださった機能で、試してみました。

……うん、城址碑だけの城が多いなぁ。
悪いわけではないのですが、イマイチ書くネタがないなぁ。これは12月の遠征先で夜なべして書こうかと考えていました。
ということで、今宿泊先から書いております。
それでも、行った事ないし、書くことなかったら……とは思いましたが、そんなことはバスを降りた瞬間から打ち砕かれました。


地震等で崩れてはいるものの、案内板の奥の石垣でもう「すごい土木量……」と驚愕しました。
案内板の写真を撮っていると、現地のガイドさんに石垣山城の概要を説明を受け、この後ガイドするかを聞かれましたが、ゆっくり周りたいので、辞退すると「ぜひ井戸曲輪は行ってください」と見どころを教えていただけました。
事前に本で予習してきたので、あ、あれはたしかにこの目で見たい、と期待値が高まりました。

ここからの石垣も圧巻でした。

二の丸跡を経て、まずは本丸の展望台に向かいます。

本丸跡からの絶景、小田原城も見えました。
いよいよ井戸曲輪
ここは湧水を溜めておく池のようなものだったと聞きました。
階段を降りていくと目に飛び込んでくる巨大な石垣。
ここは本当に井戸ですか? と思うほど。

入口で出会ったガイドの方は「昔はもっと水があって、近所のこども達がここで泳げるぐらい水が綺麗だったと」とのこと。
そんなに綺麗な水だったら、利休さんもお茶を点てる時に使ったのかなぁ、なんて考えたり。
現在は水は枯れてしまったようですが、そんなに水があったのなら、長期戦になっても耐えられたんだろうなぁ……と思うと同時に、北条サイドの気持ちになってみると、知った時の絶望感が半端無いだろうな、と思いました。

早川石丁場
せっかく石垣山城まで来たのなら、ということで江戸城の石垣用石材を切り出した、早川石丁場も見学してきました。


矢穴の空いた石材がゴロゴロと転がっていて、今にも作業が始まりそうな感じでした。

見学を終えて……。
全体を見終わって、ほんのり北条派の私としては、秀吉さんはこえぇや、と改めて感じました。
とにかく土木量に度肝を抜かれます。しかも約80日という短期間でこれを造営した秀吉さんすごい。
個人的な話ですが、今回石垣山城を攻城したことにより「神奈川県三名城バッジ」を達成しました、ヤッタネ。
2時間ほど見学して、次は小磯城に向かいました。
小磯城は遺構こそほぼないですが、茶室があるお城なので、同行者にお願いして組み込んで貰いました。
こちらは改めて、茶室探訪でご紹介したいと思います。
今は本屋ネットで検索すれば、すぐに情報が出てきますが、やはり体験は何事にも変えがたいものだと思いました。
体験を得るために、来年はもう少し、新規の攻城数を増やしたいなぁ、と思いました。
