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思い立ったが吉日! こんにちは、toproadです。
12月14日(土)14時〜Zoomを使ったオンラインで〈よくわかる小牧山城〉を開催しました。
来年1月19日(日)に開催する城たび〈三英傑ゆかりの城! 小牧山城ガイドツアー〉の前哨戦として、小牧山城の見どころを予習するための企画です。
今回の講師は小牧市教育委員会小牧山課の鈴木さんです。
僕が城とは関係のない要件で市役所に行った際、要件のあった課と同じフロアに小牧山課がありました。
地元の小牧山城を盛り上げたいという気持ちがあったので、早速、攻城団員であることを伝えて、小牧山城で城たびを開催したいこと、その予習のために城がたりを開催したいことを伝えました。
メールでやりとりして、小牧市に講師依頼の書類を出して、今回の講師を受けていただいて開催に至ります。
こうの団長によるレポートはこちらです。
レポート
講義と質疑応答
14時開始で、1時間半ほど資料を見ながらお話を聞いたあと、30分ほど質疑応答をしました。
城たびでガイドしていただく川﨑さんにも参加していただきました。
講義
まずは小牧山城の歴史、そして織田信長の小牧城下町の街づくりについて、小牧・長久手の戦いの際の徳川家康による改修について、江戸時代以降の小牧山城について、発掘調査の成果について、お話いただきました。
れきしるこまきの屋根の高さが背後の曲輪の高さに合っている話を聞いて、現地で注目して見てみようと思いました。
現在の城域の中にも学校や市役所があったことは知らなかったです。
僕が攻城したのは5年半ほど前で、主郭周辺は自分の撮った写真と全く変わっていたので、そこも現地に行く楽しみのひとつです。
質疑応答
こうの団長は織田信長、豊臣秀吉の城下町について、狸親父さんは赤色立体地図の時代について、はつみんさんは徳川源明について質問していました。
そこまで織田信長ファンではない僕は、織田信長が革新的と言われている部分も「いろんないいものをパクった結果」(織田信長ファンの方、すいません)と思っているので、「楽市楽座のパクり元の六角氏の観音寺城と小牧山城で似たところはないか?」という質問をしました。
また、地元民の僕としては「鬼門」についての質問もしました。
高田城の学芸員さんから鬼門の話を聞いて以来、鬼門が気になります。
現在、鬼門の北東には警察署があるので、結果的には「鬼門除け」になっている? かもですし、道が斜めに通っているので、それが「鬼門除け」かもしれないです。
田縣神社や大縣神社は城から見て北東になりますが、昔からある神社なので鬼門とは関係ないようです。
小牧神明社は織田信長が清州から小牧山に居城を移した際に、御園神明社を分祀したとのことです。
城からは東方向になります。
まとめ
今回の城がたりは城たびの前哨戦として開催しましたが、それを抜きにしても現地での攻城が楽しみになるような話がたくさん聞けました。
攻城団のイベント初参加の方もいらっしゃって、何か城についての「好き」になることを探す手がかりになっていれば幸いです。
また早速、はつみんさんが岩崎山を訪れてくれています。
幹事として、これほど「開催してよかった!」と思うことはありません。
たまたま市役所へ行ったのが今回につながってる訳ですが、正直、「学芸員の方に講師をしていただくことの価値と難易度」についてはそこまで難しく考えていなかったので、そこはラッキーだったのかなと思います。
攻城団という名前で、Zoomという場所で、自分の興味に合わせた内容を、現地に聞きに行くよりも気軽に聞いて質問もできる、そんな前例になれたかなと思います。
もちろん幹事希望の方、やりたいことがあるけどハードルが高そうと思っている方、何から始めていいか分からない方、思い描いたことが実現するように手助けさせていただきます。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。今回は以上です。