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城たび〈泉州最大の山城、根福寺城ガイドツアー〉に参加しました!

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思い立ったが吉日! こんにちは、toproadです。

2025年4月19日、黒まめさんが幹事として企画していただいた城たび〈泉州最大の山城、根福寺城ガイドツアー〉に参加しました。

今回は根福寺城、千石堀城のガイドツアーで、特に根福寺城は地権者の山本さんが認めた人しか案内されないというプレミアムな山城です。

こういう機会を作っていただいた黒まめさんにとても感謝しています。

黒まめさんに作っていただいたしおり

プレミアムツアー

今回の情報は去年の団員総会の前のオンライン評定の時から聞いていて、絶対に参加したいと思っていました。

毎月サポーターの中でもかなり早く枠が埋まってしまったので、早めに申し込めて参加できたことがうれしいです。

みなさんも毎月サポーターになると城たびに先行申し込みができますので、ぜひサポーターになってください。

根福寺城ガイドツアー

JR日根野駅に集合後、それぞれこうの団長や団員の車に乗って根福寺城へ。

こうの団長、黒まめさんと参加者のみなさん

現地で地権者の山本さんを交えて自己紹介。資料もいただきました。

「殿の墓」に手を合わせ、山に入ることを伝えて、目を閉じて山の音や空気感を感じてからツアースタートです。

まずは出曲輪。

少し登っていって二重堀切。

石を削って堀切を作っていますが、削った石は細かい柱状節理ということです。

ここでも石の知識が生きてきます。

東の城の主郭を目指します。

結構、急な斜面、高低差。

登りやすいように山本さんが足場を作ってくれます。

東の城の主郭。(と思われる場所)

同じような写真があるので微妙ですが、おそらくこれが主郭の写真です。

茶畑だったところの石積み。江戸時代に積んだものとのこと。

山本さんに整備していただいている手すりをつたって左上方面へ登ります。

水の手。くぼんでいます。

井戸というよりは雨を溜めたものではないか? とのこと。

海方面の景色。

木を切っていただいているのでこの景色が見えます。

土塁。

もともとは土塁上を歩いていたが、保存のために土塁上を歩かなくていいルートを作ったとのこと。

畝状竪堀のあるところ。

アップダウンが大きい。

深さのわかるところ。

竪堀の深さがすごいです。

畝状竪堀から主郭へ向かいます。

細い道、急な斜面もあります。

ところどころ、木をつかめるように整備されています。

西の城の主郭からの海側の景色。

正面に見えている山が千石堀城。

山側の景色。

谷や尾根がわかりやすく見えています。

下りの様子。

山本さんのペースについて降りていきます。

攻城時間、約2時間半、すばらしい山城でした!

ただ、細い道、急な斜面もあるので体力に自信がない方、山城慣れしていない方にはちょっとオススメしづらいかも。

千石堀城ガイドツアー

根福寺城から車で移動して、千石堀城もガイドしていただきました。

ガイドは則岡さんです。

縄張り図付きの資料をいただきました。

山本さんの後ろ姿。奥の方が則岡さん。

入口に案内板。

縄張り図を見ながら現在地の確認。

空堀や土塁がわかりやすく残っています。

主郭を下から見上げます。

千石堀城も整備されて、遺構もわかりやすかったです。

則岡さんも城巡りをしていて、全国で3,000ヶ所くらい攻めたとのこと。

大先輩がここにいました。

時間が押したので懇親会はなしでしたが、充実した時間を過ごせました。

ところどころに縄張り図

まとめ

黒まめさんのおかげですばらしい攻城ができて、山本さん、則岡さんの城に対する情熱も感じました。

今日も熱烈な歓迎をしていただいてうれしい限りです。

山本さんは不登校やひきこもりの子供たちと根福寺城へ登る取り組みもされているとのことで、すばらしい遺構、自然、歴史を感じることで子供たちの目が輝く様子が浮かびました。

やはり現地に行って自分の身体で感じること、体験することが重要だと改めて思いました。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。今回は以上です。

   
この記事を書いた団員

toproadさん

愛知県小牧市在住の団員です。 鳳来町(今は新城市)の長篠城近くの生まれ、名古屋市育ち。 話す言葉は名古屋弁です。

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