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どうも、はつみんです。
去る2025年3月8日、「東美濃の山城めぐり・団長と行く、岩村城ガイドツアー」に参加してきました。
今回はその参加レポートです。
お久しぶりの岩村城

個人的には約9年ぶりとなります。
今回は、途中多治見駅からたなとすさん、恵那駅で榎本先生、まるてるさん、明知鉄道・阿木駅から狸親父さん、まーちゃんさん、岩村駅で反対側からきたCookyさんと合流しました。

バス待ちの榎本先生と岩村駅でわかれ、ほかの5人と城下町を散策しながら岩村城へ向かいます。
途中、柴田家に立ち寄り立派なお雛様を観せていただきました。
城下では、3月~4月3日までお雛様の展示をしているそうです。

この城下町をゆっくり見て回るだけでも、楽しそうです(グルメもたくさんあるし)。
途中の「鳥兵」にて腹ごしらえ。

料理を待つ間に城談義に花が咲きます。

甘めの味付けの丼と濃い目の赤だしでお箸が進みます。
のちほどガイドの伊藤さんに聞いたら、「肝焼き」もおススメとのこと、次回は肝焼き定食だな。

腹ごなし的に歩くこと約10分、太鼓櫓が見えてきました。
藩主邸の門と太鼓櫓を復元したもの。
まずは岩村歴史資料館にて、復元模型や資料を見て予習してから城跡へ向かうことをおススメします。
受付、自己紹介などを済ませ、ガイドツアーが開始しました。

おつやの方について、城絵図は享保3年のものが元資料であること、岩村は「1」と「7」にゆかりがあること(標高が717m、石垣が1.7kmなどなど……)、武から文への切り替えが早く、藩校も比較的早い時期にできたことから学者や教育者なども排出していることなども教えていただきました。

要所要所で、復元CGの写真を出しながら、説明してくださる伊藤さん。
畳橋の構造は登ってみると面白いので、気を付けて登ってみてください。

ここの石垣の反りは荻生徂徠の軍学では攻められにくい角度とされたとのことで、よく見ると上に反っている。

埋み門では3種類の石垣が見られるので、石垣好きにもおススメ。




下り途中で岩村電気軌道の話も出ました。
岩村出身の浅見與一衛門が明治36年に開通させた私鉄で、岩村と恵那(当時は大井)を結んでいたそうで、昭和10年に廃線となった路線です。
懇親会のために、城下町へ。
ガイドの伊藤さんも城下町まで歩いて行かれるとのことで、カステラの話や鳥兵の話などもしながら、下っていきました。

美濃地域を遊説中の板垣退助が岐阜城で刺される5日ほど前に宿泊したという薬局。
おそらく当時の店主も自由民権運動の志士だったのでは、とのこと。
懇親会はカステラcafeカメヤにて。

靴が脱げたので、ちょっと足が楽になりました。

筆者の頼んだ「かすていら一斎もなかセット」と抹茶。
斎藤一斎の記した「言志四録」のデザインのもなかは皮がぱりぱり餡が程よい甘さで疲れた体に染み渡ります。

テーブルも和やかな感じ。
一時間ほどの懇親会でしたが、楽しい会となりました。
これにて一日目終了
また行きたいなぁと思っていた場所に行けたのは、良かったです。
そして、ガイドさん付きという充実感。本当にいい経験になりました。
また機会があれば、岩村に行きたいなぁと思っています。
翌日は苗木城ガイドツアーにも参加しました。

初門(はつもん)……ちょっと親近感。