団員ブログ by 攻城団 団員による団員のためのブログ

名鉄広見線とYAOバスで行く「東美濃の山城を制覇せよ!」

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どうも、神出鬼没のたなとすです。

今回は、私が公共交通機関では行きにくいと勝手に思い込んでいる美濃金山城は本当に行きにくいのかを確かめるために、実際に公共交通機関のみで攻城してみましたので、その様子をお伝えしたいと思います。「東美濃の山城を制覇せよ!」の攻城を考えている方のヒントとなれば幸いです。

美濃金山城攻城に先立って、ごましおさんに書いていただいたブログ『金山越し講演会レポート(「日本最古の天守」の部分のみ)』で予習してから攻城すると城址の理解がより深まるかと思います。

攻城開始

名鉄広見線の新可児駅から明智駅へ向かいます。ICカードの利用ができないので注意下さい。

写真を見てお気づきの方もいるかと思いますが、御嵩駅で下車すれば御嵩城にも行けます(めっちゃ歩くけど)。

明智駅で電車を降り、八百津町コミュニティバス・YAOバスに乗り換えます。

バスはマイクロバスなのかなと勝手に予想していたのですが、実際は普通の路線バスでした。1時間に1本くらいの間隔でバスがあるようです。こちらのバスもICカードが利用できないので注意下さい。

可児市観光交流館、可児市戦国山城ミュージアムで美濃金山城を学ぶ

YAOバス「元役場前」バス停で下車し、徒歩1~2分で可児市観光交流館に到着します。

交流館で美濃金山城のパンフレットの入手やお土産の購入ができます。美濃金山城の解説映像も流れており勉強になります。

可児市観光交流館横には可児市戦国山城ミュージアムがあります。美濃金山城の歴史や城主となった武将、周辺のお城について学べます。

写真は美濃金山城のジオラマ。こんなお城だったんですね。


予習が終わったので攻城前に腹ごしらえです。

今回は美濃金山城近くの蘭丸亭にて、スタッフさんにおススメいただいた「野戦なべ定食」をいただきました。お座敷から木曽川の絶景が望め、とても雰囲気良いお店でした。

美濃金山城攻城

腹ごしらえも終わりいよいよ攻城です。今回は米蔵跡→搦手→本丸→二の丸→三の丸→出丸(駐車場)の順で攻めます。

写真は米蔵跡の石垣。高さのある野面積みですね。

搦手側の登山道です。写真左は米蔵跡。登山道は幅も広く歩きやすい道でした。

搦手を登りきると東腰曲輪に到達します。以下は山上部城址の様子です。

写真は東腰曲輪から本丸方向の石垣。井戸があったようです。

本丸の石垣。石垣が崩れてますね。

本丸虎口です。

本丸の礎石です。規則正しく礎石が置かれていることが良くわかります。

南腰曲輪の横にある枡形虎口です。

南腰曲輪の石垣です。犬走横にわずかな高さですが残ってますね。

三の丸北曲輪から本丸方向の石垣です。

二の丸西面の石垣です。出丸側の登城口から登ると一番最初に見ることができる破城の遺構です。

美濃金山城の大堀切です。車が通れるくらい、かなり大きな堀切です。見逃せない見所ですね。

駐車場にもなっている出丸です。写真右にトイレがあります。駐車場は麓から何か所かあるので車を停めることには困らないと思います。

城址以外の見所

美濃金山城の裏城戸門と伝わる浄音寺の山門が美濃金山城近くにあります。

森家の菩提寺となっている可成寺です。こちらも美濃金山城から徒歩圏内にあります。

美濃金山城の城下町にある兼山湊跡です。時間があれば寄ってみても良いかもしれません。

お土産情報

可児市観光交流館から米蔵跡へ向かう途中、和菓子処 梅園さんがあり、写真のような和菓子が購入できます。今回は栗きんとんを羊かんで包んだ「蘭丸」(写真左)と「蘭丸もなか」(写真右)を購入しました。蘭丸推し……ですね。

まとめ

今回は公共交通機関のみで美濃金山城を攻めてみました。

結果、本数は少ないですが、事前にしっかり計画すれば公共交通機関でも十分攻城できることがわかりました。行きの乗り継ぎはスムーズでしたが、帰りの乗り継ぎは少し待ち時間があるという感じでした。

今回はこれまで。ではでは。

   
この記事を書いた団員

たなとすさん

北海道から沖縄までマイペースに攻城中。旅の計画を練ることと写真を撮ることが好き。たくさんお城へ攻城しているが学んだ知識はすぐ忘れるので、お城めぐり上級者とは思っていない(笑)

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