こちらもご覧ください!(広告掲載のご案内)





三成公が少年時代月代だったかどうかは不明(初芽の妄想)。
※以下は作ってみたレポートです。
多忙な日々が少し落ち着き、「さあ城に行こうぞ!」と思ったら梅雨である。
カッパを着て強行攻城できなくもないが、安全面を考えると結局行けない。
何だかなあ、鬱々とするなあ……。
仕方ない、兵糧丸を作ろうか!(突然)
兵糧丸とは、主に忍者や武士が長期戦などに備えて作った携帯かつ保存できる丸薬の形をした兵糧、つまり携帯食である。
アニメやドラマでもたまに見かけるこの携帯食。果たしてどんな味、食感なのだろうか。
作ってみる
レシピは料理レシピの配信サイト『デリッシュキッチン』の「忍者の気分が味わえる♪ 手作り兵糧丸」を参考にした。
作りやすいよう現代風にアレンジされているので完全再現ではないが、雰囲気は味わえるだろう。
まずは材料。

砂糖の代わりに液体甘味料を使っているが許してほしい。
なお、写真には写っていないが水も必要である。
材料を混ぜ合わせる。

この時点ではまだ黒っぽくなっていない……。

一口サイズにひとまとめにする。

丸薬状ということをすっかり忘れて団子みたいな大きさで作ってしまったが、大きいサイズが好きだった忍者や武士もいたと思う。知らんけど。
我が屋敷には蒸し器がないため、電子レンジで代用することにした。

耐熱容器の底に水を少量入れ、クッキングペーパーを敷いた付属のザルの上に並べる。
そして蒸していくのだがこれが中々大変で、はじめは熱加減が強すぎて干上がってしまった。
電子レンジと格闘しながらなんとか出来上がったのがこちら。

おおー! 蒸したら黒くなった!
何かそれっぽいし成功では!?

いざ実食。
黒ごまのモサモサ、パサパサ感は若干あるが、お菓子のようなものと思えば全然気にならない。饅頭とクッキーを足して割ったみたいな感じ。
この前に味見を兼ねて5個くらい試食していたが、空腹感は結構満たされた。
ちなみに翌日兵糧丸を食べると少し固くなり粉っぽさが増していた。水分必須だが、1個あたりの満腹感は増したような気がする。

はじめに作った蒸しすぎ兵糧丸も食べてみたが、こちらは完全にゴリゴリした黒ごまクッキーである。
しかしこれはこれで美味! 当時作る際にミスって蒸しすぎた忍者か武士もいるだろう。知らんけど!
感想
自分が思っていたよりも、簡単に身近な材料で作れると知ってびっくりした。
普段スーパーやコンビニエンスストアで携帯食を買うことがあるが、昔の人はこれを自らの知恵であみ出し、一から作っていたのだからすごいなと思う。
なお、今回は砂糖の代わりに液体甘味料を使ったのでしっとり感があったのかもしれない。
砂糖を使えばもう少し粉感が出るのかも?
当時の食について色々な発見があって面白かった! ごちそうさまでした!