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狸親父百名城を攻城してみた~遠江・横須賀城~

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こんにちは。団員のワタナベです。

団員ブログにて狸親父さんが投稿されていた「狸親父100名城」ですが、8月に九州・沖縄編が投稿され100名城が出揃いました。
私の地元も含まれる東海編を読むと、地元でもそれほど有名ではない渋いお城が選ばれたりしていて、面白く読ませていただきました。改めまして狸親父さん、お疲れさまでした!

東海編にて選ばれたお城の中で、私も好きなお城の横須賀城に改めて行ってみたので紹介させていただきます。

狸親父100城~東海編~はこちら

また、城内を散策する際に、団員のたなとすさん開催の城がたり「ちょっとわかるお城の撮り方」にて教えていただいた構図を意識してみました。

城がたり「ちょっとわかるお城の撮り方」のアーカイブはこちら

横須賀城に行ってみた

というわけで、静岡県掛川市にある横須賀城に到着です。入口から丸い玉石の石垣が出迎えてくれます。

入口手前の駐車場の脇には、城内の見取り図や解説が書かれた案内板が整備されています。
解説板は城内のいろんなところに設置されていて、発掘調査の結果を見ることができます。

最大の特徴は丸っこい石の石垣で、なかなか他のお城では見られません。というか、めちゃくちゃ登りやすそうなので、お城としてはどうなんでしょう……?
まずはこの石垣をメインに写真を撮ってみます。

三分割構図を意識して撮影。石の形が一個一個違うので、よくこれだけの数を積んだなあと感心します。

ちょっとずれましたが、二分割構図を意識して撮影。

途中で途切れてますが、対角線構図にて撮影。石垣の上の植栽がきっちり整えられており、だんだん多門櫓のようにも見えてきます。

通路を中心に放射線構図にて撮影。
城内の通路はかなり歩きやすく整備されていますが、一方で本丸入口の場所は絵図や発掘調査結果を元に再現しており、歴史的な復元と公園としての歩きやすさのバランスが良いなと感じました。

遺構のそばにはこのような解説板が設置されています。
きれいな玉石の石垣はさすがに平成になってからの復元のようですが、このような発掘調査の結果を元に復元しているんですね。

次に、石垣以外の見どころを探して城内をうろつきます。

本丸には城全体の模型が展示されています。平面図よりも高低差がよく分かりますね。

城址碑と天守台跡をまとめて撮影。一応三分割構図を意識していますが、いかがでしょうか?

一度本丸から降りて、城の北側へ。
本丸と裏手の北の丸はなかなかの高低差があり、この辺りも城らしさが残ってますね。

北の丸のさらに奥の松尾山へ。関ケ原の松尾山とは違ってちょっと高い丘程度です。

小早川秀秋にも会うこともなく、あっという間に丘の上に到着。
戦国時代はここがメインの山城として使われていたようです。奥の方が少し高くなっていて……。

最も高くなっている場所に多門櫓があったようで、その礎石が見つかっています。
この裏側は草木で分かりにくいですが急斜面になっており、山城としてしっかり高さのあるお城だったんだと感じました。

城内には梅園も。江戸時代も藩のお城として使われたため、広く平らな面が多いです。

二の丸から先は何も残っていないですが、とにかく広いです。
今は静かな住宅地ですが、当時は藩の中心として活気に満ちていたんでしょうねぇ。

外側をぐるっと回ってきて、元の駐車場に戻って攻城終了です!

実際に歩いてみて

これまでに何度か横須賀城は来たことがあったのですが、カメラを構えながら城内を歩き回っていると「こんな場所があったんだ」「この遺構は前回見てなかったな」という気付きがあり、楽しい攻城になりました。たなとすさん、改めて素晴らしい講座をありがとうございました。

狸親父さんの100名城にはまだまだ素晴らしいお城が多く控えているので、団員の皆さんも近いところから攻城してみてはいかがでしょうか。新たな発見があるかもしれませんよ?

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
かなり気温も下がって、お城巡りにはこれからちょうど良い時期になってきました。皆さんも充実した攻城ライフをお過ごしください!

   
この記事を書いた団員

ワタナベさん

静岡県を中心に城巡りしてます。平城よりも山城派。でも平城も大好き。 ダイエットのために山城巡りを始めて、下山後に大盛でご飯を食べてしまう日々を過ごしております。

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