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「大阪城 豊臣石垣館」寄附者内覧会に行ってきました

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3月18日(火)、大阪城の金蔵近くに完成した「大阪城 豊臣石垣館」の寄附者内覧会に行ってきました。
この内覧会は1万円以上寄付した人が対象っぽいです(クラウドファンディングで寄付した人は対象外ということもあり全員ではないっぽい)。攻城団は法人として10万円の寄付をしたので招待はがきが届きました。
(寄付者内覧可は3月17日(月)から3月23日(日)までおこなわれます)

今回、レポートとしては短いです。
その理由は撮影できる場所がかぎられているからで、撮影OKなのは「露出した石垣」と「寄付者の芳名板」のみです。おそらく4月1日(火)に一般公開されても同じだと思います。

ようやく公開される大阪城 豊臣石垣館

豊臣石垣館の構造としては

  1. 地上(入口、ガイダンスルーム=パネル展示)
  2. 地下(石垣展示ホール)
  3. 地上(寄付者芳名板、シアタールーム=ビデオ)

という感じのこじんまりとした施設です。
パネルをすべて読んで、石垣をじっくり見ても30分もあれば十分です。

エントランスにある大阪夏の陣図屏風は撮影可です。

入口の自動ドアを開けるとガイダンスルームです。
この石垣が発見された経緯などが紹介されていました。

(イラストでも描いておけばよかった)

階段で地下1階に降りると発見された豊臣大坂城の石垣が展示されています。

何枚か紹介します。

芳名板前からも見下ろす感じで撮影可能

3Dスキャンもしてみました。

また地上に戻ると(階段からも石垣が見えるのでぜひ)、寄付者の芳名板があります。
100万円以上の寄付者は大きく、10万円以上の寄付者は小さく、プレートが並んでいます。芸能人の名前もいくつかありました。

「攻城団」のプレートもあるのでぜひ探してみてくださいね。

隣りの部屋がシアタールームで、大坂の陣の紹介映像が流れてました。
そのまま自動ドアを開けると出口になります。

入口と出口にQRコードがあり、解説サイトへのリンクがありましたのでそれを共有しておきます。
(訪問前に見ておくと予習になると思います)

じつは発掘調査のときと工事中に2回見学しています。

1本目が2014年、2本目が2021年ですから長かったです。

この日は他にお客さんがいなかったのですが、一般公開された際にどれくらい混雑するのでしょうか。外国人観光客はこっちまで来ないような気もするので、そうすると意外と空いてるかもしれませんね。

ともあれ地中に埋まっていたこともあり、かなり良好に保存された石垣ですから、ぜひ秀吉が築かせた大坂城の石垣を見に行ってみてください。

「城たび」をやりたくなった

ひさしぶりに大坂城を訪問しましたが、幅広の水堀や高さのある石垣は江戸城よりもきれいに残っているので、近世城郭を学ぶにはすごくいいですよね。
たとえば午前中は石垣や堀など周囲を見学して、ランチを食べてから天守と今回の豊臣石垣館を見る、といった一日がかりのプランが組めそうです。ミライザ大阪城の屋上にあるレストラン「BLUE BIRDS ROOFTOP TERRACE(ブルーバーズ ルーフトップテラス)」で天守を見ながらみんなで食事をするのも楽しそうだし。

誰か幹事やってくれないですかね。

あと毎回思いますが、日本人がほとんどいませんでした。

   
この記事を書いた団員

こうの

攻城団のこうの団長です。

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